■“全勝対決”制する
<V2レギュラーラウンド>
ヴィクトリーナ姫路 3-1 ルートインホテルズブリリアントアリーズ(1/13)
ヴィクトリーナ姫路 3-0 群馬グリーンウイングス(1/14)
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女子バレーボールVリーグ2部(V2)ヴィクトリーナ姫路は1月13・14日、群馬県前橋市で連戦し、開幕以来の連勝を「11」に伸ばした。
13日の試合は今シーズン無敗同士の戦い。
ここまで9試合すべてストレート勝ちしてきたヴィクトリーナ姫路だが、この日は第1セットから硬さが見え、なかなかリズムに乗れない。
セット終盤、22-22からルートインに3連続ポイントを奪われ、今季初の失セットを喫した。
第2セットは25-12で取り返したが、続く第3セットは再びルートインのアタックに苦しみ、10-13とリードされた。
ここでヴィクトリーナベンチはセッターを柴田真果から櫻井美樹に交代。
チャッチュオン・モクシー(タイ代表)がサーブでルートインのリズムを崩すなどして9連続ポイントを奪い、そのまま押し切った(25-19)。
第4セットも前半5-11とリードされたが、モクシーや渡邉かやのスパイクなどで盛り返し、25-21で押し切った。
試合後、アヴィタル・セリンジャー監督は、「苦しい場面もあったが、選手一人ひとりのキャラクター(強み)を証明することができた」
とコメントした。
■2月に加古川で試合
14日の試合。
ヴィクトリーナ姫路は前日とは変わって序盤からリズムに乗り、各セットとも中盤に連続6~8ポイントを奪って群馬にストレート勝ちした。
モクシーが2戦合計で43ポイントを挙げ、V2総得点ランキング1位(197ポイント)に浮上した。
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V2レギュラーラウンドは各チーム18試合を戦い、上位3チームがプレーオフに進出して優勝を争う。
ヴィクトリーナ姫路は11試合を消化し、すでに全日程の後半に入っている。
次戦は1月21日に熊本と戦い(熊本市総合体育館)、そのあと少し日が空いて、2月17・18日に加古川市立総合体育館でホームゲームを行う(17日はルートイン戦、18日は千葉戦)。
(浮田信明)