兵庫県南あわじ市で、巨大な鏡餅を抱えて歩いた距離を競う、新年恒例の行事が行われました。
南あわじ市の薬王寺(やくおうじ)で毎年開かれている、「大鏡餅運び競争」。
厄除け祈祷大祭の余興として始まった90年以上続く伝統行事で、2024年は23歳から74歳まで15人の力自慢の男性が参加しました。
参加者たちは台座を含め170.15キログラムの鏡餅を持ち上げ、境内を歩く距離を競いました。
参加者はー「足が出ないです。前に行こうとして足出したらバランス崩れる、難しい」
優勝したのは、南あわじ市の消防職員で36歳の向江弘行さんで、2位の倍以上となる96.49メートルを歩き、見事7年連続の優勝となりました。
優勝した向江さん
「最後は気持ちで向こうまで行ききりました。8連覇と自己記録を目指して頑張ります」