2024年01月12日(金曜日) 17:20 地域・まち

警察音楽隊 29年前の阪神淡路大震災での仮設住宅利用者招きコンサート

阪神淡路大震災の発生からまもなく29年となるのを前に、当時演奏で被災者を励ましてきた兵庫県警音楽隊が12日、神戸市内でコンサートを開催しました。

神戸市兵庫区役所で行われた県警音楽隊のコンサート。指揮を務めるのは松浦晴信楽長です。

音楽隊は、阪神淡路大震災発生の翌年から、被災者を勇気づけようと仮設住宅での演奏会、「ミュージックパトロール」を始めました。

松浦さんは当時、金管楽器のチューバを担当。活動は2年間行われ、合わせて185カ所で音楽を届けてきました。

12日のコンサートには、震災後に仮設住宅で過ごした人など、合わせておよそ200人の市民が訪れ、当時の生活を思いだしながら演奏に聴き入っていました。

松浦楽長率いる音楽隊のメンバーは、神戸の再生を願い歌い継がれてきた「しあわせ運べるように」など、仮設住宅で披露していた8曲を演奏。

阪神淡路大震災の犠牲者を偲ぶとともに、能登半島地震で被災した町の復興を願って音を奏でました。

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