神戸市の美術館で、日本を代表する切り絵作家たちが生み出した繊細で華麗な作品を集めた特別展が開かれています。
いまにも動き出しそうなクジャク。羽一本一本が細かく描かれているこの作品は、全て切り絵で表現されています。
神戸の六甲アイランドにある神戸ファッション美術館で開かれている特別展では、日本を代表する女性切り絵作家7人の作品合わせて105点が展示されています。
切り絵は、油彩や水彩などと同じ絵画の技法のひとつで、紙をはさみなどの刃物で切り描き出すことで、絵の具などで制作される作品にはない独特の質感や美しさが生まれます。
今回の特別展は、モノクロで平面と思われがちなイメージを覆す作品が集められ、切り絵の表現の可能性を感じることができます。
この特別展は、1月28日まで開かれています。