追悼行事を前に 遺族代表が亡き母への思い語る

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今月17日に神戸市の東遊園地で営まれる阪神淡路大震災の追悼の集いで、遺族代表を務める男性が会見を開き、亡くなった母への思いを語りました。

神戸市の追悼の集いで遺族代表として言葉を述べるのは、神戸市須磨区で輸入品の販売を行う会社を営む鈴木佑一さん(34)です。

鈴木さんは、5歳の時に母と兄の3人で神戸の母子寮に住んでいましたが、震災で建物が全壊。

母・富代さんと生き埋めになり、数時間後、鈴木さんは無事に助け出されましたが、富代さんが犠牲になりました。

兄は父に預けられ、5歳だった鈴木さんは児童養護施設で20歳まで暮らしました。

これまで自分を見守ってくれた人への恩返しや、経験したことを伝えることで1人でも元気になればと代表挨拶を引き受けたそうです。

震災から29年となる追悼の集いは1月17日に神戸市中央区の東遊園地で営まれ、サンテレビは午前5時半から追悼の模様を生中継します。

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