最大震度7を観測した能登半島地震の被災地を支援しようと、神戸に事務局を置くボランティア団体が10日、石川県珠洲市に向けて出発しました。
石川県珠洲市に向かったのは神戸市西区に事務局を置く、全国災害ボランティア支援機構の代表理事・高橋守雄さんと、大吉財団・事務局長の青井介さんら合わせて3人です。
石川県によりますと、1月1日に発生した能登半島地震では、これまでに合わせて203人の死亡が確認されていて、最大震度6強を観測した珠洲市では91人が亡くなり、20人の安否が分かっていません。
高橋さんらは、大吉財団が所有する災害支援用のキャンピングカーで珠洲市に入り、食料や簡易トイレなどの支援物資のほか、SNSの呼び掛けで集まったおよそ100万円の支援金を現地のボランティアセンターに届けます。
高橋さんらはキャンピングカーで泊まりながら、1月12日まで被災地の支援にあたります。