1月2日から能登半島地震の被災地に派遣されていた兵庫県の職員が戻り、9日、斎藤知事に被害状況などについて報告しました。
兵庫県は神戸市と共に石川県珠洲市の支援を担当していて、これまで延べ32人の職員を派遣しています。
このうち先遣隊として2日に石川県に入った災害支援チームが戻り、現地にいる職員と共に斎藤知事に活動内容を報告しました。
報告会では、内閣府や各省庁と連携して被災状況の確認や支援の調整を行ったことや、避難所では断水が続きトイレに困っていることなどが伝えられました。
(兵庫県危機管理部防災支援課 陰山暁介広域防災官)
「職員の方々自身が被災している。市の行政や対策本部自身が非常に脆弱な状態。支援していく必要がある」
(兵庫県 斎藤元彦知事)
「現地の状況はまだ厳しい状況にありますけども、必要な支援をしていくということをこれからも息が長く続けていくことが大事」
兵庫県からは災害支援チームの第2陣が11日に、石川県に向け出発する予定です。