阪神淡路大震災からまもなく29年となるのを前に、神戸の大学生らが今月17日の追悼行事で並べる紙灯籠を作成しました。
紙灯籠を作ったのは、震災の経験を次の世代へ語り継ぐ団体「1.17希望の架け橋」に所属する大学生らおよそ20人です。
毎年1月17日の朝に神戸の東遊園地で営まれる「1.17のつどい」では、紙や竹で作った灯籠に火をともし、犠牲者の冥福を祈ります。 学生らは、「伝える」「大切な命」などそれぞれの思いや、兵庫や福島などの学校から寄せられたメッセージが書かれたおよそ3000個の紙灯籠を作成しました。
完成した紙灯籠は、「1.17のつどい」の会場で並べられます。