阪神淡路大震災から間もなく29年となるのを前に、神戸の街を歩きながら防災意識を高めるための催しが実施されました。
神戸市中央区のみなとのもり公園では、家族連れら約200人が集まり、災害時の避難に役立つ歩き方を学びました。
この「防災ウォーク備(そなえ)」は、震災の風化を防ごうと、兵庫県などでつくる「ひょうご安全の日推進県民会議」が日本ウオーキング協会と連携し、実施したもので去年に続き、2回目となります。
参加者たちは、東遊園地の震災モニュメント「1.17希望の灯り」や傷跡を残した「神戸港震災メモリアルパーク」などを巡り、語り部から当時の被害状況などを聞くなど、震災の経験と教訓を受け継ぎ、防災意識を高めていました。