日本最古の神社とされる、淡路市の伊弉諾神宮では、初詣のさい銭を数える恒例の「叺開き」が行われました。
国生み神話のイザナギとイザナミを祭る伊弉諾神宮には、正月三が日に淡路島で最も多くの参拝者が訪れていて、毎年この時期に初詣のさい銭を数える「叺開き」を行います。
この呼び名は、かつてはわらで作った「かます」という袋に、さい銭を保管していたことに由来します。
5日は、地元金融機関の職員らが、袋に入ったさい銭を床のブルーシートいっぱいに広げた後、計数機に入れて金額を勘定していきました。
伊弉諾神宮には、2024年の正月三が日で15万3千人が訪れたということですが、さい銭の総額は公表されていません。