「市職員作成の虚偽文書に印鑑を押せと言われた」 洲本市ふるさと納税百条委員会で証言

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洲本市のふるさと納税について元職員による不適切な事務処理を調査する百条委員会の4回目の会合が開かれ、旅館連盟の事務局長が
市の職員が作成した見積書に印鑑を押すように言われたと証言しました。

証人尋問で証言したのは、洲本温泉観光旅館連盟の事務局長です。
洲本市のふるさと納税をめぐっては、基準を超える高額な温泉利用券を返礼品として寄付者に送っていたとして、制度の対象から2年間除外されています。
不正発覚後、市は「洲本温泉観光旅館連盟と事前に打ち合わせを行い適正な基準内で温泉利用券の単価を決めた」と説明していましたが、市の第三者調査委員会は両者による実質的な協議は存在せず、見積書を偽装しようとしている点で極めて悪質と指摘していました。
きょうの証人尋問で 洲本温泉観光旅館連盟の事務局長は、「問題発覚後に洲本市が作成した見積書を市の職員が持ってきてはんこを押せと言われた。
おかしいと、押し問答になったがここにはんこを押さないと今後の支払いができないと言われ、本意ではないが印鑑を押した」と証言しました。

委員会には市のふるさと納税のPRを担った旧東京アンテナショップの元店長も証人として出席します。

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