ことしも残り5日となりました。
神戸市の生田神社では、新年を迎える準備として恒例の杉盛づくりが行われました。
神戸市中央区の生田神社では、およそ1200年前、大雨で松の木が倒れ込んで、社殿が倒壊したと伝わっていることから、正月飾りには、定番の門松ではなく杉を使った杉盛を飾っています。
神社によるとことしは、新型コロナの影響も緩和され、三が日にはおよそ78万人が訪れたということで来年は、それを上回るおよそ100万人の参拝者を見込んでいるということです。
けさは午前8時ごろから職員によって作業が進められ、2時間ほどでおよそ2000本の杉の枝を使った高さ2・5メートル、直径1・5メートルの飾りが完成しました。
杉盛はきょうから来年1月15日まで生田神社の楼門(ろうもん)前に飾られます。