■今季初の姫路ホーム

＜女子V2＞
ヴィクトリーナ姫路 3-0 千葉エンゼルクロス（12/23）
ヴィクトリーナ姫路 3-0 リガーレ仙台（12/24）
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女子バレーボールVリーグ2部（V2）ヴィクトリーナ姫路は、12月23・24の両日、今シーズン初めてホーム姫路市で試合を行い、開幕からの連続ストレート勝ちを「9」に伸ばした。

試合後、サンテレビ放送席で竹下佳江さん（左）と語り合う11宮部藍梨（12/24 ヴィクトリーナ・ウインク体育館）

両試合はサンテレビで生中継し、竹下佳江さん（女子日本代表・監督付戦略アドバイザー、ヴィクトリーナ姫路初代監督）が解説を務めた。

23日の試合。

試合開始からヴィクトリーナ姫路の攻撃が千葉を圧倒。
3セットとも、途中で連続8～6ポイントを奪って一気に勝負を決めた（25-9、25-10、25-16）。

べンチ入りした14選手のうち、リベロと、途中出場したセッターを除く12人全員が得点を挙げた。
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24日の試合。

姫路のセッター柴田真果が、レフト・ミドル・ライト・バックアタックと4方向からの攻撃を仕掛けたのに対し、仙台も粘りのバレーで応戦し、会場を沸かせた。

しかし3セットとも最後は攻撃力に勝る姫路が押し切った（25-19、25-19、25-22）。

アウトサイドヒッター（レフト）のチャッチュオン・モクシー（タイ代表）が23得点。
ミドルブロッカーの宮部藍梨（日本代表）は13得点を挙げた。

■バレー理解度、深まった

23日の試合後、柴田が放送席に入り、解説の竹下さんと試合を振り返った。

24日は、宮部とリベロの森田茉莉が放送席に入った。

仙台戦/提供：ヴィクトリーナ姫路

本来はアウトサイドヒッターながら、日本代表の試合からミドルブロッカーのポジションでプレーする宮部は、竹下さんとミドルについて語り合った。

宮部：「（ミドルでは）セッターに近いところに入るのが得意なんですけど、ほかのスロット（アタックする空間位置）から打てると、ほかの選手にもしっかりオープニングを作ってあげれるので、自分の（アタックの）バリエーションを増やすことが、ほかの選手を助けることになる」

竹下さん：「もともと藍梨って、サイドの選手なんですけど、ミドルとして、考え方も変わってきているのを改めて聞けて、きょう嬉しかった。（宮部に）ミドル、どう？」

宮部：「難しいんですけど、やりがいがあるのかなと思っています。
ブロックでも、自分の目の前だけではなく、ほかの所にもしっかり目を向けて、周りがどう動いているかを見ないといけないんで、よりバレーボールへの理解度が深まったのではないかと思います」

■次戦は全勝対決

ヴィクトリーナ姫路は今シーズンここまで1セットも失うことなく9連勝し、V2首位を走っている。

女子V2順位表

アヴィタル・セリンジャー監督（元オランダ女子代表監督）は、「全てストレート勝ちするとは思っていなかった。短期間にチームが成長した。このレベルをキープするのが目標だ」と24日の試合後に語った。

年明け初戦はルートインとの“全勝対決”が待っている（1/13 前橋市）。

優勝めざして新年も連勝街道を突っ走れ！
（浮田信明）