兵庫県立尼崎青少年創造劇場は、県立ピッコロ劇団の公演を観賞しアンケートに答えた59人分のメールアドレスが漏えいしたと発表しました。

県立尼崎青少年創造劇場によりますと、12月23日と24日に西宮市の兵庫県立芸術文化センターで開催されたファミリー劇場「森のなかの海賊船～こそあどの森の物語～」で、アンケート回答者に記載したメールアドレスに特典としてクリスマスカードを送付することを告知しました。

そして、12月24日の夕方に、制作担当職員がアンケートを回答した計59人に「BCC」でメールを送付しましたが、特典のクリスマスカードの添付漏れに気付き、6分後に同じ59人に、誤って全員のメールアドレスが表記される「TO」で送付しました。

その後、全員に謝罪するとともに、メールの削除を依頼していて、これまでに、被害は確認されていないということです。

県立尼崎青少年創造劇場では、「このような事態を招いたことを深く反省し、今後職員に対し研修を通じ個人情報保護の重要性を再度徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。