兵庫県立神戸甲北高校は、インターネット上で、数日間にわたりメールアドレスなど87人分の個人情報が他の保護者にも閲覧できる状況だったと発表しました。
県立神戸甲北高校によりますと、12月11日から15日にかけて、修学旅行に関してインターネットのシステムを使って保護者に個人情報の入力を依頼しましたが、システムの設定を誤り、保護者87人分のメールアドレスや名前、緊急連絡先など入力済みの情報が閲覧できる状況になっていました。
15日に、入力した保護者の1人から「他の入力者の回答結果が表示される」と連絡があったことで発覚し、その後、閲覧できないよう設定を変更したということです。
これまでに、この件に関する被害などの連絡はないということです。
学校では、再発防止のため、申し込みフォーム作成の際には、複数で設定に誤りがないか確認を行うほか、個人情報の適正管理のため全職員を対象に研修を行うとしています。