■後半に逆転
<WEリーグ 第6節>
INAC神戸レオネッサ 3-1 セレッソ大阪ヤンマーレディース(12/23)
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女子プロサッカーWEリーグ・INAC神戸レオネッサは12月23日、今シーズンからリーグに参戦したセレッソ大阪ヤンマーレディースをホーム・ノエビアスタジアム神戸に迎え、初の“関西ダービー”を行った。
INAC神戸は前半、セレッソにPKを与えたが、日本代表GK山下杏也加がファインセーブして危機を脱した。
しかし35分、山下がこぼしたボールを、昨シーズンまでINAC神戸でプレーしたDF小山史乃観(しのみ)が押し込み、セレッソが先制した。
後半に入ってINAC神戸は16分、DF竹重杏歌理のシュートを相手GKがキャッチミスしてまず同点。
さらに6分後、MF北川ひかるが、ゴール左から右足で蹴った「本当はクロスのつもり」(北川)のボールが、そのままゴール右隅に入り逆転した。
後半アディショナルタイムにはFW髙瀬愛実がPKを決め3点目を奪った。
同点ゴールの竹重はチーム公式HPで、「めぐさん(髙瀬)が詰めてくれたおかげで相手キーパーがこぼしてくれたのでラッキーなゴールだったと思います」とコメントした。
■勝点を落とさない
WEリーグは全チームが6試合を消化し、INAC神戸が4勝2分、勝点「14」で首位に立った。
ジョルディ・フェロン監督は「チャンピオンになるためには、簡単に負けることができない、勝点を落とさないことが重要です。引き分けが2試合続いてましたので、今日の結果は良かったと思います」とコメントした。
次戦は年明け1月8日に“宿敵”日テレ・東京ベレーザとアウェイで戦う。
(浮田信明)