王子公園に新キャンパス開設へ 神戸市と関西学院が協定締結

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神戸市灘区の王子公園の再整備に伴う大学誘致で、神戸市と関西学院は新キャンパスの開設に合意し、22日、基本協定を締結しました。

22日に開かれた共同会見には、神戸市の久元市長や関西学院の村上一平理事長らが同席しました。

神戸市は去年末、灘区の王子公園の再整備に伴い、王子スタジアムを北側に移転し、およそ3・5ヘクタールの跡地に大学を誘致する基本方針を策定。公募には関西学院大学のみが参加し、ことし6月に優先交渉権者に決まっていました。

関西学院によりますと新キャンパスは国際化や産官学民の連携、デジタルに強化したもので、学生定員はおよそ4000人。そのうち2割程度は留学生とすることを目指しているということです。

跡地の譲渡予定価格は100億円で、来年度中に土地の譲渡契約が締結される予定です。

関西学院大学は新キャンパスの開校予定を2029年から2031年ごろとしています。

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