自民党は、派閥の裏金問題を受けて辞任した安倍派の萩生田政調会長の後任に兵庫10区選出で無派閥の渡海元文部科学大臣を充てる人事を決定しました。
自民党は、22日の総務会で萩生田光一政調会長の後任に渡海紀三朗氏を充てる人事を正式に決定しました。
渡海氏は兵庫10区選出の衆議院議員で1986年に初当選し、これまでに10回の当選を重ね2007年の福田内閣では文部科学大臣を務めました。
渡海氏は無派閥で、岸田総理としては派閥に属していないベテランを起用することで体制の立て直しを図る狙いがあるとみられます。