この冬一番の寒気の影響で、兵庫県内各地でも12月22日の朝は厳しい寒さとなりました。
北部では23日にかけても大雪となる見込みで、神戸地方気象台は交通障害などに注意するよう呼び掛けています。
気象庁によりますと22日朝の兵庫県内の最低気温は、三田で氷点下6.3度、香美町の兎和野高原で氷点下6度など、県内20カ所の観測地点のうち、15カ所で氷点下となり、17カ所で今シーズン最低となりました。
近畿地方では、23日の昼前にかけて強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が続く見込みで兵庫県北部では、警報級の大雪となるおそれがあります。
23日午前6時までに予想される24時間の降雪量は、いずれも多いところで北部で50センチ、南部は平地で5センチとなっています。
神戸の22日午前6時までの最低気温は0度で、神戸地方気象台では初氷が観測されました。平年より4日早く、2022年より3日遅い観測でした。
神戸空港と関西空港を結ぶ高速船「神戸ベイ・シャトル」は、強風と高波が予想されることから、22日の神戸空港発12便と関西空港発12便を欠航。 23日は通常通り運航するとしています。
神戸地方気象台は、23日明け方にかけて積雪や路面の凍結による交通障害などに注意するよう呼び掛けています。