山陽道のトンネル火災 3カ月ぶり通行止め解除でNEXCO西日本がCMで注意喚起へ

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NEXCO西日本は2023年9月、山陽自動車道の尼子山トンネル内で起きた車両火災を受けて今後、トンネル火災が起きた際ドライバーが安全に避難できるようテレビCMなどで注意喚起を行っていくと12月20日に発表しました。

20日に開かれた定例会見では12月15日、約3カ月ぶりに通行止めが解除された山陽自動車道尼子山トンネルの被害状況や復旧作業について報告が行われました。

尼子山トンネルを巡っては、2023年9月走行していたトラックが炎上。後続の車両22台に燃え移る火災でトンネル内のコンクリートの壁や天井が400メートルにわたってはがれ落ちるなどしたため、播磨ジャンクションと赤穂インターチェンジ間の下り線で、約100日間に渡り通行止めとなりました。

会見の中で、小笹浩司保全サービス事業本部長は「経験したことのないような事故になった」「改めてトンネル火災事故の恐ろしさと交通への影響を痛感した」と話しました。

今回の火災を受けてNEXCO西日本では、トンネル火災に遭遇した場合の行動についてのテレビCMを新たに作成し注意喚起に務めたいとしてます。

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