新聞紙を使って制作したアートの作品展が兵庫県神戸市内で開かれています。
力強く天に昇る龍を表現した全長約10メートルにも及ぶ大きな作品。
目や顔、つのなど、細かな部分にはひも状にした新聞紙が使われていて、リアルな立体感が表現されています。
神戸市中央区のデザイン・クリエイティブセンター神戸では、芸術家・高田雄平さんの作品展が開かれています。
「マイナスの廃材からプラスの作品」をテーマに、新聞紙を使った作品を制作している高田さんは、「エコロジカルアーティスト」として、これまで国内外で数々の個展を開いてきました。
会場では、これまで高田さんが開いてきた個展で子どもたちが作ったうろこを並べ天に上っていく龍を表現した作品の他、ひも状にした新聞紙を使った作品など13点が並びます。
また、子どもたちが実際に新聞紙でうろこを作り大きな龍を完成させるワークショップも開かれています。
(エコロジカルアーティスト 高田雄平さん)
「新聞紙・廃材から生み出す工程がすごい面白いと思う。物を作ることの楽しさや大きいものを作る体験が大事なものとして財産としてずっと残っていく」
この作品展は、12月24日まで開かれています。