兵庫県丹波篠山市では正月のおせち料理に欠かせない食材の一つ、黒大豆の出荷が最盛期を迎えています。
丹波篠山市で300年以上前から栽培されている黒大豆「丹波黒」は、大豆の中でも最大級といわれる粒の大きさに加え、甘みとコクが特徴で、正月用の煮豆として人気です。
丹波篠山市内では、2500軒ほどの農家がおよそ570ヘクタールで栽培していて、現在、収穫作業が最盛期を迎えています。
2023年は猛暑などの影響で、生育が遅れましたが、平年並みの出来だということです。
収穫された黒大豆は、機械で大きさごとに仕分けられた後、手作業で選別され、全国に出荷されます。
「丹波黒」の出荷は、12月下旬にピークを迎えます。