世界文化遺産登録30周年の国宝姫路城で12月14日、自衛隊員が城の1年の汚れを落とす、恒例の「クリーン作戦」を行っています。
「姫路城クリーン作戦」は、陸上自衛隊姫路駐屯地の訓練の一環として毎年行われていて、今回で48回目です。
清掃作業は朝8時ごろから始まり、およそ500人の隊員が参加しました。
城のシンボルである大天守では、命綱をつけた隊員が屋根の上まで出て、長さ3メートルものほうきを使って、白壁のほこりやクモの巣を取り払うなど、念入りに掃除していました。
また、堀周辺の石垣では、ロープにぶら下がって隙間から伸びた草木を伐採していきました。
クリーン作戦は14日夕方まで続けられ、姫路城は新年を前にその美しさを取り戻します。