神戸の高校生が発明した薬を仕分ける装置が特許を取得し、12日、授与式が行われました。
授与式は通信制高校のN高等学校・神戸キャンパスで行われ、2年生の神吉佳佑さんに特許取得の表彰状が手渡されました。
神吉さんが特許を取得したのは、薬の錠剤を仕分けて取り出す装置です。
ボタンひとつで1回分の薬が出てくるため、服用の際に毎回、箱や包装シートから取り出す手間が省けます。
幼少期から物を分解して構造を見るのが好きだった神吉さんは、中学生の時に母親が風邪をひいて薬を飲んでいる様子をみて、この装置を思いついたそうです。
神吉さんは今後、このアイデアを改良して製品化を目指すということです。