■連勝はストップ
<WEリーグ第5節>
INAC神戸レオネッサ 1-1 AC長野パルセイロ・レディース(12/9)
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女子プロサッカーWEリーグ第5節、INAC神戸レオネッサはアウェイでAC長野パルセイロ・レディースと対戦した。
前半、INAC神戸はエース・FW田中美南のヘディングシュートや、DF土光真代のミドルシュートがいずれもクロスバーに当たり、先制点を逃した。
逆に33分、守備のミスからゴール付近で長野にボールを奪われ、FWタニガーン・デーンダーが、GK船田麻友の右を抜いてシュートを決めた。
先制されたINAC神戸は後半70分、MF山本摩也の直接フリーキックに、田中が中央で頭で合わせて同点ゴールを決めた。
INAC神戸は開幕4連勝はならなかったが、勝点「1」を確保した。
消化試合が1試合多い首位、日テレ・東京ベレーザに勝点「1」差で2位につけている。
次戦は、13日(水)にホーム・ノエビアスタジアム神戸で4位大宮と戦う(午後4時キックオフ)。
■19歳 林愛花が米へ
INAC神戸は10日、今シーズン新加入したMF林愛花(はやし・まなか 19歳)が契約期間終了により退団すると発表した。
林は、アメリカ・サンタクララ大学に進学する。
林は明石市出身で、FIFA U-20女子ワールドカップ・コスタリア大会で準優勝した。
9月のWEリーグカップ戦では1得点を挙げた。
林は、「約4カ月というとても短い間でしたが、INAC神戸の選手として戦えた事を誇りに思います。一回りも二回りも大きくなった姿をまたどこかでお見せできるようにがんばります」とコメントした。
(浮田信明)