兵庫県警からの要請を受けて出動する「嘱託警察犬」の審査会が、12月8日に兵庫県三木市で開かれました。
県警からの要請を受けて行方不明者の捜索などに出動する「嘱託警察犬」の審査会が三木市で開かれ、シェパードやラブラドールレトリーバー37頭が参加しました。
8日は、犯人の逃走経路の捜索や遺留品の発見能力を試す「足跡追及」の部の審査が行われ、参加した犬は犯人役の警察官が付けた足跡やにおいを頼りに、遺留品を探していました。
警察によりますと、嘱託警察犬は兵庫県内で2022年1年間で46件出動し、その内2件で、行方不明者の発見につながったということです。
8日の結果や過去の出動の貢献度などから審査され、合格した犬は、2024年4月から1年間行方不明者の捜索などにあたるということです。