兵庫県神戸市を訪問しているウクライナの駐日大使が12月6日に会見を開き、現状や支援について語りました。
神戸市中央区で記者会見を開いたのは、在日ウクライナ大使館のセルギー・コルスンスキー特命全権大使です。
コルスンスキー駐日大使は、神戸市がウクライナ西部のリビウ市と交流があることや、新たな病院の建設を共同で進めていることを紹介した他、阪神淡路大震災の教訓を今後の復興に生かしたいと語りました。
また、ロシアによる軍事侵攻によって多くのインフラが破壊されたことから、日本に対してエネルギーや農業の分野などへの支援を求めました。
(在日ウクライナ大使館 セルギー・コルスンスキー特命全権大使)
「地雷除去も求められている。例えば、これだけの面積で5つも地雷が仕掛けられている。1000キロの長さで幅は50キロ。これは今から取り組まなければならない作業です」
神戸では、ウクライナから避難しているバレエダンサーを支援するクラウドファンディングをスポーツクラブがスタートさせるなど、さまざまな支援が行われています。