震災の苦難を乗り越え神戸の街で再び歓喜 ヴィッセル神戸優勝を祝う会

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チーム創設以来初となるリーグ優勝を果たしたサッカーJ1ヴィッセル神戸。12月3日夜、祝いのイベントが開かれ、神戸のまちが再び喜びに包まれました。

ヴィッセル神戸の「優勝を祝う会」の会場となった神戸・メリケンパークには、およそ1万5000人が詰めかけました。

そして、会場に設けられたステージに、シーズンを戦い抜いた選手全員が監督、スタッフとともに登場。

優勝シャーレが掲げられると会場は、大きな歓声に包まれました。

ヴィッセル神戸は、阪神淡路大震災の復興とともに歩んできました。

1995年の元日に発足し、初めての練習が予定されていた1月17日に震災が発生。

神戸市西区のグラウンドは、がれき置き場に…。

練習場を転々とするなど苦難の日々が続きますが、プレーで被災者を勇気づけてきました。

それだけに、サポーターの思いも特別です。

12月3日夜、応援歌「神戸讃歌」をともに歌い、喜びを分かち合いました。

神戸の被災者とともに震災を乗り越えてきたヴィッセル神戸。創設29年目で新たな歴史を築きました。

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