■苦戦の場面も
<V2レギュラーラウンド>
・ヴィクトリーナ姫路 3-0 群馬グリーンウイングス(11/18)
・ヴィクトリーナ姫路 3-0 ブレス浜松(11/19)
————-
女子バレーボールVリーグ2部(V2)ヴィクトリーナ姫路が好調だ。
V1から降格し、戦力を増強して臨んだ今シーズンは、開幕から全てストレート勝ちで6連勝。
まだ1セットも落としていない。
18日の群馬戦。
ヴィクトリーナ姫路はブロックの威力で快勝した。
ルーキー伊藤麻緒の8本を筆頭に、チーム全体で17本を決め、うち第1セットに10本を集中させた。
19日の浜松戦。
第1セットは前日とは逆に相手のブロックに苦しみ、中盤には13-14とリードされる場面もあったが、新戦力のタイ代表、チャッチュオン・モクシーが連続3本のスパイクを決めて盛り返し、25-22でセットを奪った。
第2セットは25-19、第3セットは25-16で取り、アヴィタル・セリンジャー監督は、「2、3セットは主導権を握って終始リードし勝利することができ、大変満足している」とコメントした。
■12月には皇后杯
V2女子は、6勝0敗のヴィクトリーナ姫路が首位を走り、5勝0敗のルートインが2位につけている。
個人では、モクシーがブロック決定本数でリーグ1位(21本)、総得点でリーグ2位(103点)と活躍。
宮部藍梨(日本代表)もアタック決定率61.8%でリーグ1位と奮闘している。
また昨シーズンは出場がなかった渡邉かやが、最近3試合、井上愛里沙(日本代表)に代わってアウトサイドヒッター(レフト)として全セットに先発。
32得点を挙げるなど、新しい力も生まれている。
ヴィクトリーナ姫路は26日にGSS東京と7連勝を懸けて戦う(長野県軽井沢町)。
このあと、V2レギュラーラウンドの試合は中断し、12月8日から始まる「皇后杯」に臨む。
(浮田信明)