障害のあるなしに関わらず誰もが自由に出かけられるよう、スマートフォンのアプリを用いてJR三ノ宮駅から神戸空港までの移動をサポートする実証実験が行われています。
実証実験に使われるのは、スペインで開発された「ナビレンス」というアプリ。 街のいたるところに設置された2次元コードを読み込むと目的地への方向を教えてくれます。 また、視覚障害者に向けては…。 音声案内が流れます。
NPO法人「アイ・コラボレーション神戸」が三ノ宮駅周辺からポートライナーを経て神戸空港まで、合わせて236カ所にルート案内のためのコードを設置しました。 例えば、車いす利用者へはエレベーターがある方向を表示したり、乗車口を教えてくれたりします。 なかにはこんな利点も・・・。
実証実験では、参加者らはアプリを使って問題がないかなど確認。 無事、神戸空港に到着できていました。 実験を主催したNPO法人は今後も、検証を重ね、改善を図りたいとしています。