リーグ戦・初優勝に向け首位を走るサッカーJ1リーグ・ヴィッセル神戸。
早ければ11月25日に優勝が決まることから、街からは初戴冠に期待する声が聞かれました。
ヴィッセル神戸は21日、兵庫県神戸市西区のいぶきの森球技場で報道陣向けに練習を公開しました。
得点ランキング1位の大迫勇也選手や、ここまで全32試合に出場の武藤嘉紀選手を擁するヴィッセルは、11月12日の浦和レッズ戦を2対1で勝利。
勝ち点を65とし、現在首位を走っています。
次節では、24日に試合がある横浜F・マリノスが負けか引き分けに終わり、ヴィッセルが、25日に行われる名古屋グランパスとのホーム最終戦で勝利すれば、クラブ創設以来初めてとなるリーグ優勝が決まります。
(ヴィッセル神戸 武藤嘉紀選手)
「ここまで一丸となって戦ってきたからこそ今この状況にいると思うので、最後は笑って終われるようにベストを尽くしたい」
初戴冠に期待がかかる中、神戸の街でも盛り上がりを見せています。
神戸・三宮のオフィシャルグッズショップでは、優勝を待ちきれないファンの姿が。
(THE VISSEL スタッフ 高井良太さん)
「優勝が近づくにつれてお客様の来店数も伸びていて、ユニホームとかタオルマフラーなど結構売れています。ぜひ優勝してもらって、「THE VISSEL」の来店者数も増えたらなという感じです」
神戸・元町にあるイベント用のコンテナハウスでは、特大のリーグ順位表が掲示されている他、中には選手たちの意気込みが書かれたボードが設置されるなど、ヴィッセル神戸一色となっています。
訪れたサポーターは、コンテナ内に用意されたノートにチームや選手に宛てたメッセージを書き込みながら、待ち望んだ初優勝への期待感を高めていました。
(サポーターは―)
「一生懸命している姿を私たちにも、子どもたちにも見せてほしいなと。もうここまできたら優勝してほしいなって、残り2試合頑張ってください。」
「アレしかないでしょう。神戸「アレ」目指して頑張れ!」
このコンテナハウスは、22日まで展示が行われているということです。