ひょうご五国の地場産品など職人の技をテーマにした企画展が県立兵庫津ミュージアムで開かれています。
神戸市兵庫区の兵庫津ミュージアムで11月11日から始まったのは、ひょうご五国の地場産品や工芸品の職人の技をテーマにした企画展「ひょうごの匠展」です。
こちらは、西脇市や多可町を中心に生産されている播州織のストールや扇子です。あらかじめ染め上げた生地で織る先染めが特徴で、国内シェアの7割を占めています。
また、こちらは柳のかご細工である杞柳細工を起源に豊岡市で生まれた豊岡鞄です。
コリヤナギ製のかばんから時代とともに革や布製に変わり、西欧の影響を受けて現在は1500点以上の製品が豊岡鞄として認定されています。
この他、会場では、丹波立杭焼や淡路瓦なども展示されていて、そのほとんどが現地に行けば購入できるものが並んでいます。
この企画展は、来年1月8日まで開かれ、11月23日には5・5メートルのワシを三木市の金物でつくるライブパフォーマンスが披露される予定です。