「組織としての意識を喚起したい」神戸家庭裁判所 新所長が抱負

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神戸家庭裁判所の新しい所長が16日、就任会見を開き、少年事件記録の廃棄が判明した問題に関して、「組織としての意識を喚起していきたい」と抱負を語りました。

10月17日付で神戸家裁の所長に就任した古谷恭一郎さん(61)は、これまでに東京高裁の判事や最高裁家庭局の参事官などを歴任してきました。

16日の会見で古谷所長は、神戸連続児童殺傷事件など重大な少年事件の記録の廃棄が判明したことについて、「記録の保存や廃棄といった判断について、組織として消極的な姿勢があった」とした上で、「組織全体での意識を喚起していきたい」との考えを述べました。

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