京アニ放火殺人事件の遺族が講演 県警本部で支援の必要性訴え

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2019年の京都アニメーション放火殺人事件で家族を失った遺族が兵庫県警本部で講演し、現在も続く悲しみや支援の必要性を訴えました。
きょう、兵庫県警本部では犯罪被害者を支援する連絡協議会の会合が開かれ、警察や県、兵庫県弁護士会など関係機関や団体から合わせておよそ80人が出席しました。
連絡協議会では、被害者の声を直接聞こうと、2019年7月に京都アニメーションの第1スタジオが放火され、社員36人が死亡、32人が重軽傷を負った事件で犠牲となった渡邊美希子さん(当時35)の母親・達子さん(73)と、兄・勇さん(44)に講演を依頼。
2人は、家族を失った苦しみを訴えるとともに、警察からの支援への感謝の気持ちを語りました。
渡邊さんは、一人でも多くの人が救われるよう今後も各地で支援の大切さを伝えていきたいと話していました。

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