山陽道・尼子山トンネル内火災から約2カ月 復旧作業の現場を公開

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山陽自動車道の尼子山トンネル内で起きた車両火災から2カ月が経ち、復旧作業の現場が報道陣に公開されました。

ことし9月、相生市と赤穂市にまたがる山陽道の尼子山トンネルで走行していた10トントラックが炎上し、後続の車両22台に燃え移る火災がありました。

この火災の影響で、トンネル内のコンクリートの壁や天井が400メートルにわたってはがれ落ちるなどしたため、播磨ジャンクションと赤穂インターチェンジ間の下り線で、現在も通行止めが続いています。

火災から2カ月以上経過した15日、道路を管理するNEXCO西日本はトンネル内の復旧状況を報道陣に公開しました。

トンネル内では、損傷したコンクリートの壁をはがす作業が終わり、現在は壁の補強などが行われていて、通行止めは12月下旬に解除される見通しです。

通行止めによる影響で岡山方面に向かう国道2号が混雑していることから、NEXCO西日本は、復旧が完了するまでの間、中国道への迂回を呼び掛けています。

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