【高校サッカー】兵庫代表は神戸弘陵、攻撃力で神戸科技を降す

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  • サンテレビの放送席 (左から)村上昂輝アナ、朴康造氏/ノエビアスタジアム神戸

■高校サッカー兵庫県大会 決勝

神戸弘陵学園 3-1 神戸市立科学技術高/11月12日
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第102回全国高校サッカー選手権大会への出場校を決める兵庫県大会決勝が11月12日、ノエビアスタジアム神戸で行われ、サンテレビで生中継した。

放送の解説は、滝川第二OBで元ヴィッセル神戸MFの朴康造氏(パク・カンジョ=INAC神戸テクニカルディレクター)が務めた。

■鮮やかな先制

前半3分、神戸弘陵はショートコーナーから、阪上聖恩(2年)が神戸科技ゴール前にクロスを上げた。

朴氏「やあ、いいボールです!来た!」

村上昂輝アナ「ヘディングで対応!先制点を奪いました!」

朴氏「科技高はゾーンディフェンスなので、(神戸弘陵は神戸科技を)引き出して、動かして、しっかりスペースに流し込む。神戸弘陵が研究してましたね」

決めたのは柴尾美那(3年)。

■猛烈ダッシュ

後半16分、神戸弘陵は、佐波(さわ)昂大(3年)からパスを受けた馬場悠平(3年)がドリブルで抜け出し、相手ゴール前で再び佐波にパス。

村上アナ「最後は佐波が押し込んでいきました。2対0!」

朴氏「素晴らしいゴールです。(馬場にパスしたあと佐波は)ゴール前まで50mほどダッシュしましたからね」

■12/28から全国大会

さらに3分後、神戸弘陵は馬場が相手パスをインターセプトして3点目のゴール。

これに対して神戸科技は後半33分、森本乾仁(3年)のクロスをキャプテン河邉天真(3年)が頭で落とし、桑原輝(3年)が相手ゴールに蹴り込んだ。

朴氏「来たあ!」

村上アナ「まだまだあきらめない!」

朴氏「河邉選手が相手の背後にいい動き出しをして、桑原選手が落ち着いて流し込みました」

結局、3-1で神戸弘陵が3年ぶり12回目の優勝を果たした。

朴氏「見ごたえのあるゲームでした。科技高も最後、戦う姿勢を見せてくれた。感動しました」。
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神戸弘陵学園は12月28日に開幕する全国大会(国立競技場など7会場)に出場する。

兵庫県大会決勝の模様はTVerの「第102回全国高校サッカー選手権特集」で視聴できる。
(浮田信明)

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