VRで火災体験も 神戸のポートアイランドで住民たちが防災訓練

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  • VRゴーグルを用いた火災の疑似体験

空気が乾燥し火災が発生しやすい時期を迎えるにあたり、神戸のポートアイランドでは、住民たちが参加して防災訓練が行われました。

この総合防災訓練は、ポートアイランドの住民らでつくる港島地区防災対策委員会が防災意識の向上などを目的に、神戸市消防局の協力を得て毎年行っているものです。

会場となったポートアイランド中公園では、バケツリレーや放水訓練、心肺蘇生法などの体験ブースが設けられ、参加者は真剣な表情で訓練に取り組んでいました。

また、神戸市消防局が新たに導入したVRゴーグルを装着して火災からの避難を疑似体験できるコーナーも設けられ、住民たちが早期に逃げることの必要性を学んでいました。

公園の地下には、断水時に飲料水として利用される大容量貯水槽が設置されていて、訓練では、その使用方法の周知も目的としています。

神戸市消防局では、火災が発生しやすい季節になるので、火の取り扱いに注意してほしいとしています。

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