兵庫県内でインフルエンザが流行する中、斎藤知事がワクチンを接種し、県民に接種を積極的に検討してほしいと呼び掛けました。
午後1時ごろ、斎藤知事は神戸市内のクリニックを訪れ、インフルエンザのワクチンを接種しました。
県によりますと、今月5日までの1週間で、県内およそ200カ所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は4698人で、前の週より270人ほど減りましたが、姫路、明石、加古川、龍野、福崎及び朝来の保健所管内では警報レベルが続いています。
また直近の5週間では、15歳未満の患者が全体の76パーセントを占めていて、学級閉鎖なども相次いでいるということです。
高齢者は重症化するリスクが高いことから、県は、手洗いやマスクを着用するなどの感染対策に加え、症状が疑われる場合は早めに医療機関を受診するよう呼び掛けています。