■151チームの頂点
兵庫県高校サッカー選手権大会の決勝戦が11月12日、ノエビアスタジアム神戸で行われる。
決勝に進出した2校のうち、神戸弘陵学園は3年ぶり12回目の優勝を、神戸市立科学技術高は14年ぶり3回目(前身の御影工業の優勝回数を合わせると7回目)の優勝をめざす。
優勝校は12月28日に開幕する全国大会に出場する。
兵庫大会は、予選ラウンド(合同チーム含む143チームが参加)を勝ち抜いた40校とシード校の計48校が、トーナメント方式で戦ってきた。
■ともに準決勝は終盤決着
<兵庫県高校サッカー選手権大会 準決勝>(5日)
・神戸弘陵学園 2-1 三田学園
・神戸市立科学技術高 1-0 神戸星城
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準決勝第1試合。
試合終盤(40分ハーフ)まで0-0だったが、後半37分、神戸弘陵の佐波昂大(3年)がヘディングシュートを決めて先制した。
神戸弘陵は後半アディショナルタイムでも1点追加。
その直後、三田学園は1点を返したが遅かった。
準決勝第2試合
両校0-0のまま80分間譲らず、延長戦(10分ハーフ)に突入した。
延長後半のアディショナルタイム、神戸科技の増永新太(3年)が神戸星城ゴール前の混戦から右足を振りぬき、決勝ゴールを決めた。
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サンテレビでは12日の決勝戦を午後1時から生中継する。
放送の解説は、元・ヴィッセル神戸MFの朴康造(パク・カンジョ)さん(滝川第二出身、現・INAC神戸テクニカルディレクター)が務める。
また準決勝の模様はユーチューブのサンテレビチャンネルで視聴できる。
(浮田信明)