秋の叙勲の受章者が発表され、前の兵庫県知事の井戸敏三さんが「旭日大綬章」を受章しました。
井戸敏三さん(78)は2001年に兵庫県知事に就任し、県政史上最長となる5期20年を務めました。
今回、長年にわたり地方自治に取り組んだことが認められ、旭日章の最高位となる「旭日大綬章」に選ばれました。
在任中は、阪神淡路大震災からの復興と財政の再建にあたった他、関西広域連合の初代連合長を務め、2府6県の防災や行政、それに観光分野などでの連携に尽力しました。
井戸さんは現在、ひょうご震災記念21世紀研究機構の特別顧問などを務めています。
2023年の秋の叙勲は、兵庫県から147人など、全国で4078人が受章しています。