西宮・特別養護老人ホームで避難訓練 津波発生時を想定

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11月5日の「世界津波の日」を前に、南海トラフ巨大地震や日本海沿岸の地震による津波を想定した避難訓練が、兵庫県内で一斉に行われました。

訓練は、日本海と瀬戸内海の沿岸、そして淡路島に対して大津波警報が発表された想定で、浸水想定区域にあたる県内15の市と3つの町で、一斉に実施されました。

このうち、西宮市内の特別養護老人ホームでは、職員が利用者一人一人に毛布やクッションを使って頭を守るよう呼び掛けた後、車いすの利用者を建物の4階へ階段を使って避難させる訓練が行われました。

また、福祉を専門に学ぶ高校生も参加し、シーツを担架の代わりに使って寝たきりの利用者を避難させる訓練も体験しました。

高校生は、利用者を安心させるための声掛けが大切なことを学んだ他、身を守る行動についても手順を確認していました。

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