■秋の丹波路 駆ける

兵庫県高校駅伝競走大会（男子78回、女子40回）が11月5日、丹波篠山市で開催される。
当日はコース周辺で交通規制が行われる。

男子は40校が参加。
午前10時10分に、丹波篠山市役所横の「大正ロマン館」前をスタートし、ゴールの兵庫県立篠山鳳鳴高校までの42.195㎞を7区間に分けてタスキをつなぐ。

女子は30校が参加。
スタート・ゴール地点は男子と同じで、午前10時20分にスタートし、21.0975kmを5区間で走る。

昨年は男女とも西脇工業が優勝した。

今年は、男子は西脇工業が3連覇を、ライバル須磨学園が3年ぶりの優勝をめざす。
女子は西脇工業が連覇を、昨年5連覇を阻止された須磨学園が2年ぶりの優勝をめざす。

また個人では、今夏のインターハイ（札幌市）男子5000mで、日本人トップの13分55秒69をマークした折田壮太（須磨学園3年）が注目される。

出場校は10月21日に県内7地区で行われた予選会を突破した。
予選会の上位記録は以下の通り（カッコ内は予選会の地区名）。

＜男子＞
①　須磨学園（神戸）2時間7分19秒
②　報徳学園（阪神）2時間9分55秒
③　西脇工業（東播）2時間10分56秒

＜女子＞
①　須磨学園（神戸）1時間12分22秒
②　西脇工業（東播）1時間13分25秒
③　園田学園（阪神）1時間16分6秒

■都大路では…

“駅伝王国”兵庫県は男女あわせて17回の全国優勝（男子＝西脇工業8回、報徳学園6回、飾磨工業1回　女子＝須磨学園2回）を遂げているが、男子は2002年の西脇工業、女子は2006年の須磨学園を最後に全国優勝から遠ざかっている。

しかし昨年は西脇工業が、男子は1区から3区途中までトップをキープし、最終6位。
女子も2区で10人抜きを演じるなど（最終20位）、存在感を示した。

全国大会は12月24日に京都市で行われる。
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サンテレビでは兵庫県高校駅伝大会を5日の午後9時から男女ともダイジェストで伝える。

解説は、男子レースを大江秀和さん（神戸学院大学女子駅伝競走部監督）、女子レースを大橋吉樹さん（兵庫県立加古川北高校陸上競技部顧問）が務める。

また放送のゲストに、2006年に須磨学園で全国優勝した小林祐梨子さん（北京五輪5000m代表）を迎える。
（浮田信明）