但馬牛の生産地として知られる兵庫県香美町で生まれた子牛の品評会が、2日、新温泉町で開かれました。
香美町子牛品評会は、但馬牛の資質向上と技術研修などを目的に、毎年9月の前期と11月の後期の2回に分けて、新温泉町にあるJAたじまのみかた畜産事業所で開かれています。
2日の後期の部には、ことし3月から6月にかけて香美町で生まれた子牛42頭が出品され、JAたじまの職員ら5人が、体格や毛の艶などを慎重に見極めました。
自然豊かな環境で育てられた但馬牛は、神戸ビーフの素牛として知られ、高い品質が評価されています。
審査の結果、種牛の部の1等賞1席は、上田純也さんの「まさみ」が、去勢の部の金賞1席は、藤原敏和さんの「福山」が選ばれました。