兵庫県神戸市は、道路や公園遊具の破損などの不具合について、「LINE」を活用し報告できるサービスを11月から開始すると発表しました。
神戸市ではこれまで、道路の陥没や公園内の遊具の破損などの不具合について、市民らからの電話や市の専用アプリ「KOBEぽすと」を通じて確認していましたが、11月から新たにLINEを活用すると発表しました。
会話形式で詳細を通報できる他、不具合がある場所の写真を撮り投稿すると位置情報が自動で表示され、修繕が終わった際は市から通知が届く仕組みになっているということです。
通報には市の公式LINEアカウントで友達登録が必要です。
市では、年間約2万件以上の通報や問い合わせに対応していて、LINEの活用により職員の負担軽減が期待されます。
久元喜造 神戸市長
「従来より情報の精度が格段に上がる。市民の皆さんと一緒に身近な道路・公園の環境を良くしていければ」
市は、「まずは7500件の利用を目指す」としています。