「ありがとうという思いで書道を」ダウン症書道家・隅野由子さんのことば展

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人の優しさや素直な思いを書に込めるダウン症の書道家・隅野由子さんの作品展が芦屋市の神社で開かれています。

「通いあう心があれば言葉はいらない」。柔らかな筆使いから人を思いやる、優しい心の大切さを伝えています。

芦屋神社の参集殿では、神戸市在住のダウン症の書道家・隅野由子さんの作品、およそ50点を紹介する「隅野由子ことば展」が開かれています。

隅野さんは、高校生の頃から書道や水墨画の制作を始め、国際的な大会で入賞するなど国内外で広く評価されています。

東日本大震災の被災者たちと交流をもち書で被災者の心を癒し、勇気づける活動も続けています。

芦屋神社の山西宮司は争いのニュースが絶えない中、書に込められた優しさを多くの人に伝えたいと企画に賛同したということです。

隅野由子さんの作品展は、27日から3日間、芦屋神社で開かれ、期間中は午後1時から隅野さんの講演も予定されています。

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