プロバスケットボールBリーグ2部の神戸ストークスが25日、西宮から移転後初めてのホームゲームに臨みました。
神戸ハーバーランドの観覧車には、ストークスを歓迎するメッセージが表示され、神戸での初のホームゲームにエールを送りました。
神戸港の新アリーナが完成するまでの本拠地となる、ワールド記念ホールには、この日を待ちわびた約3700人のファンが押し寄せ、試合前から熱気に包まれました。
悲願のB1復帰に向け、開幕から6連勝と波に乗る神戸。 相手は同じ西地区の強豪・福岡です。
試合は序盤、神戸出身のビッグマン中西が、ゴール下で強さを発揮。 さらに、新外国人のキャロラインが相手ボールを奪うと豪快なダンクシュート!会場を沸かせます。
しかし第2クオーターの終盤、神戸はファールやミスを重ね、福岡に7点のリードを許して前半を折り返します。
ここで気を吐いたのが神戸出身のキャプテン道原でした。 ボールを持つと鋭いドライブインで自ら得点。 相手を引き付けると華麗にアシストも決め、多彩なプレーで観客を魅了します。
地元ファンに勝利を届けたい神戸。 試合終盤まで粘りを見せたものの、首位攻防戦に敗れ、今シーズン初黒星を喫しました。