実態ない名義使い給付金約8000万円不正受給か 神戸の就労支援施設元職員2人を逮捕

  • X
  • Facebook
  • LINE
  • 就労継続支援B型事業所「テレサ」

兵庫県神戸市にある福祉事業所の元管理者の男らが、市から給付金をだまし取った疑いで逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、神戸市長田区にある就労継続支援B型事業所「テレサ」の元管理者の男(65)と、経理を担当していた男(59)の2人です。

テレサは、障害のある人が商品の検品や袋詰めなどを行う就労支援施設で、警察によりますと2人は、2023年2月からの半年分、利用実態のない3人の名義を使い、市から施設に支払われる給付金およそ240万円をだまし取った疑いが持たれています。

2人は、利用者に「テレサに登録したら毎月1万5000円をあげる」などと持ちかけ、名義を集めていたとみられています。

警察は2人の認否を明らかにしていませんが、2人が2021年8月からおよそ2年にわたり、同様の手口で8000万円あまりを不正に受給していたとみて捜査しています。

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。