10月5日、尼崎市の集合住宅でベトナム人男性が刃物で刺され軽傷を負った事件で、ベトナム人の男2人が殺人未遂の疑いで逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍で、住所不定、無職の男(33)と大阪府豊中市の土木作業員の男(32)です。
警察によりますと、2人は、10月5日午後10時過ぎ、尼崎市の集合住宅の一室でベトナム国籍の男性(22)の顔などを殴り、刃物で腰のあたりを刺し、全治およそ1週間のけがをさせた疑いが持たれています。
調べに対し、2人は「殺意はなかった」「身に覚えがない」などと容疑を否認しているということです。
被害に遭った男性は、知人の紹介で知り合った無職の男と9月から同居していて、「事件の前日に仕事の紹介を巡り口論になった」と話していて、警察が犯行の動機や事件のいきさつを詳しく調べています。