児童から集めた積立金などを横領したとして、兵庫県教育委員会は姫路市の小学校に勤務する男性教諭を懲戒免職処分にしました。
懲戒免職となったのは、姫路市立東小学校の34歳の男性教諭です。
県教委によりますと、男性教諭は、2022年8月ごろから2023年9月までに、児童の積立口座から約30回、不正に出金するなどして、5年生の自然学校の食糧費など、計約256万円を無断で自宅に持ち帰ったということです。
業者から学校に支払い督促の電話があり、問題が発覚。
男性教諭は県教委の聞き取りに対して事実関係を認め、「不正に出金することで仕事のストレスを発散していた」「申し訳ありません」と話しているということです。
男性教諭は全額を返還していますが、警察は10月24日、自然学校の食糧費約27万円を横領した疑いで、この男性を逮捕しています。