トーホー 食品スーパー事業から撤退 店舗半数以上を2025年1月までに閉店へ

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食品スーパー「トーホーストア」を運営する「トーホー」は、半数以上の店舗を2025年1月までに閉店するなどして、食品スーパー事業から撤退することを10月23日に明らかにしました。

兵庫県神戸市東灘区に本社を置く「トーホー」は、業務用食品卸業の他、神戸市や明石市などで食品スーパー「トーホーストア」を運営しています。

トーホーによりますと、1963年に初の「トーホーストア」を出店、最盛期は69店を展開していましたが、競争の激化によって現在は29店にまで減っていたということです。

こうした状況を受け、トーホーは23日の取締役会で、東海地方のスーパー大手・バローホールディングスに食品スーパー事業を譲渡することを決定。

29店のうち13店は、バローホールディングス傘下の生鮮食品店やドラッグストアに引き継がれ、六甲アイランド店など16店は2025年の1月までに順次閉店するということです。

トーホーは、業務用の食品卸業やコーヒー豆の販売業などは継続するということです。

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